マジシャンに求められるもの

November 2, 2017

マジシャンには、当然のように「マジック」が求められている。

 

と思っているマジシャンが多いように思います。実際にお客様もそう思っている場合がほとんどなのですが、そこには大きなズレが生じています。

 

というのも、ひとえにマジックと言っても「観客が静まり返るほどの不思議なマジック」から「大爆笑のなんちゃってマジック」までいろんな種類があるからです。ちなみにわたしはその丁度その間に位置すると思っていますので、本当に多種多様です。

 

ですから、お客様が望むマジックが、会場が分かりやすく「大盛り上がり」するタイプだった場合に、そこに呼ばれたマジシャンが「静まり返るようなマジック」をするタイプであったなら、大きなズレが生じます。

 

そうすると、お客様のニーズも満たせず、自身の持てる最高の技術を披露したマジシャンも報われませんので、確実に「ルーズ・ルーズ」な関係になってしまいます。

 

ですから、マジシャンに「求められるもの」は、営業マンと同じく「ニーズをくみ取ること」です。それができれば、マジシャンは自分の技術を最大限に発揮でき、お客様には最高に楽しんでいただけると思うのです。まさしく「ウィン・ウィン」な関係ですよね。

 

たまに、一方では「マジックが見たい!」他方では「マジックなんて見ずにお喋りをしよう!」というパターンもあります。

 

この場合、どう転んでも全員に「マジックを見よう!」という気持ちになってもらうことはできず、「マジックを見たい人」にも楽しんでもらえなくなるので、良い結果は生まれません。ですから「マジックを見たい!」という人のフォローアップを行いながら、「マジックを披露しない」という「ノーディール」という選択も視野に入れておかねばならないのです。

 

それが、できないマジシャンが多いと「マジックを無理やり見せられて、マジシャンには飽き飽きしている」という人が生まれてしまうのですね。そして、わたしとはまったくの初対面でも「マジシャン嫌いやねん」「マジックなんか見たないわ」「しょうもない」と罵られたりする結果になるのです。

 

おっと、少し話が横道にそれましたが、マジシャンには、ときに「マジックをしない」という選択があることを視野にいれて「マジシャンの品位」を保っていこう。とわたしは思います。

 

お客様と、お互いに「尊敬」しあえるように。

 

 

 

 

 

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