マジシャンのお願い術2

October 6, 2017

 

前回の記事、読んでいただけたでしょうか?読んでない方はココからご覧ください。

 

ところで、「返報性の法則」をご存知でしょうか?返報性の法則とは、人から「何らか」の「恩恵」を受けたときに、お返しをしたいと思う心理です。誰もが「日常生活の中」で確実に感じたことのある感覚ではないでしょうか。

 

例えば、こんな義務感にかられたことはありませんか?

 

「同僚の◯◯さんに、お土産いただいちゃったから、機会があったらお返ししなきゃ!」

 

はたまた…

 

「あの先輩には、いつもお世話になっている。出世したら絶対恩返しするぞ!」

 

というように、思ったことありますよね。

さらには、こんなものを見かけた経験もあるはずです。

 

「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。」

 

そう!コレらは全て「返報性の法則」が作用しています。

 

ということで、かなり引っ張りましたが「前回の記事」でのマジシャンの「お願い文」に隠されたテクニックとは「返報性の法則」だったのです。

 

「お願い文」を、振り返ってみましょう。

 

「お客様、少しグラスを置いていただいて・・・立っていただいていいでしょうか?ありがとうございます。それでは、ステージへおあがりください!皆様、大きな拍手でお迎えください!!」

 

もうお気付きだと思いますが、「ありがとうございます。それではステージへおあがりください!」の部分が、返報性の法則を「応用」している部分ですね。

 

これは、ステージに上がってもらう前に「ありがとうございます」と感謝を述べることで

 

「まだ何もしていないのに、感謝されたら感謝に対してお返しをしないと」

 

というように無意識に感じさせて、ステージに上がってもらいやすくしています。

なおかつ、ステージに上がってもらうことを「前提」とした言い方をすることで、「暗示」となるように語りかけているのですね。

 

ですから、お客様が「え、ステージに上がらなきゃいけないの?」と考えている頃には「大きな拍手でお迎えください!!」の合図で他のお客様からの拍手と視線により「ステージに上がらなければならない」状況ができあがってしまっている訳ですね。

 

このように、マジシャンの「ちょっとした」セリフには、トリックが「いくつも」しかけられているんですね。いくつかの例とともにご紹介しましたが、日常に応用してみよう!という感覚になっていただけたでしょうか?

 

いつもより、すこし早いタイミングで「ありがとう」を伝えるだけですので、ぜひ実践してみてください。

 

 

 

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