マジシャンのお願い術

October 5, 2017

ちょっとした「お願い」が、ほぼ確実に聞いてもらえたら・・・

とても嬉しくないですか?

 

例えば・・・

 

・ちょっと「あれ」取って!

・ついでに、「これ」を買ってきてほしいんだけど

・代わりに、「それ」やってくれない?

 

などなど、お願いをしても「嫌な顔」をされることありますよね。

 

マジシャンはほとんどの場合、相手に不快な想いをさせずに「お願い」を聞いてもらっています。では、どういう風に行って解決しているのでしょうか?

 

 

それは、「分けて」お願いをすることで解決しています。

 

 

「ローボールテクニック」という心理テクニックをご存知でしょうか?俗っぽい心理テクニック書には必ずと言っていいほど登場するこのテクニック。これは、小さな「お願い」を先に承諾させることで、あとから、それに付いてくる少し面倒な「お願い」を断りづらくさせるという方法です。

 

 

具体的に解説してみましょう。(観客になっているところ想像してください)

 

 

あなたは「有名マジシャン」のディナーショーに来ています。そこでワインを飲んでいた「あなた」にマジシャンが声をかけます。

 

 

「お客様、少しグラスを置いていただいて・・・立っていただいていいでしょうか?ありがとうございます。それでは、ステージへおあがりください!皆様、大きな拍手でお迎えください!!」

 

 

想像できましたか?気づけば「あっという間に」ステージにあがってしまったのではないでしょうか?

 

このように、「ステージにあがってもらう」というお願いでしたが、「グラスをおいてもらう」「立ち上がってもらう」「ステージまで来てもらう」という3段階に「分けて」伝えることで、直接、言うと断られるようなことも、「簡単」に聞き入れてもらえるのです。

 

お願いされた側は、気づかないうちに「ステージにあがる」ことに対して、「コミットメント」していくので、どんどん断れなくなってしまうというわけですね。

 

 

このように書くと、騙されたように感じさせるかもしれませんね。「マジシャンって、なんて卑怯な奴なんだ!!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、私たちマジシャンは「ショー」を円滑に進め、より良いものを提供するため、はたまた「コミュニケーション」を円滑にするために、いろいろな工夫をこらしているだけですので、ご安心ください。不用意にウソをついたり、騙したりすることはありません。

 

ですから、この「お願い術」を使ってみてください!いつもだと「嫌な顔」をしていた人が「快く」お願いを聞いてくれたら、それだけでハッピーな気分になりませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸:先ほどのマジシャンの「お願い」文を、もう一度読み返してください。ローボールテクニック以外にも心理テクニックが使われているのに気付きましたでしょうか?その解説は、また次回に。

 

参考文献: 「影響力の武器」第3版 

 

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